【乳腺炎なし】生後2か月で混合から完ミに移行した方法

育児
お悩みママ
お悩みママ

これから完ミにしたいと思ってるんだけど、本当に母乳を止めていいのかしら・・。

ちゅるご。
ちゅるご。

完ミにしたい理由はひとそれぞれだけど、一度完ミにするともう母乳には戻れないから、勇気が要るよね。

お悩みママ
お悩みママ

そうなの。母乳で育てないなんて、母親失格なんじゃないかとか考えちゃう・・・

ちゅるご。
ちゅるご。

これは先に言っておくけど、完ミが母親失格だなんて、そんなこと絶対ない!

お悩みママ
お悩みママ

そうかな?

ちゅるご。
ちゅるご。

私の完ミまでの道のりを伝えるから、参考にしてみてね。

楽しく育児しよう!

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この記事はこんな方におすすめです

  • 完母、混合、完ミを迷っている方
  • 完ミに切り替えた体験談を知りたい

※この記事は個人の体験談であり、完ミを推奨しているわけではありません。

完母?混合?完ミ?出産直後に迫られる選択

お母さんは出産を終え、
ボロボロの身体を休める間もなく様々な選択を迫られます。

その中でも頭と心と身体を悩ませるのが

授乳問題ではないでしょうか。

出産した産院の方針によって、

自分のポリシーを固める間もなく
完母、混合になってしまった
という方もいるかもしれません。

かく言う私もその一人です。

私が出産した東京衛生病院は、
先に母乳を飲ませ、足りない分をミルクで補う
混合育児」の方法をとっています。

そのため、産後の授乳指導では、
母乳が出やすくなるためのマッサージや
母乳の授乳方法を一律教えられます。

私は元々「母乳は出たら飲ませるけど、
出ないならミルクでいいなぁ」と
ぼんやり考えていました。

しかし、この

母乳は出たら

の部分がそう簡単ではないのです。

入院中の母乳についてはコチラの記事で詳しく書いています↓

母乳&混合への道

初産の場合、母乳が軌道に乗るには100日かかると言われています。

この100日の間にどれだけ頻回に
赤ちゃんに吸ってもらえるかが勝負です。

ここで軌道に乗れば赤ちゃんに丁度いい量の母乳を生産する仕組みが作られます。
100日を過ぎると残念ながら母乳生産が増えることは無いようです。

新生児の授乳頻度は少なくとも3時間に1度です。
この3時間に1度は母乳を軌道に乗せるための最低ラインで、
赤ちゃんが欲しがるだけあげて全然OKです。

私も出産前は『3時間に1度でいいのねー』と気楽に思ってました。

しかし、初産で胸のコンディション(伸張するか、柔らかいか、張りすぎてないか等)も整わない中、

まず赤ちゃんに胸を咥えてもらうまでに一苦労です。

私は咥えてもらうまでに40分格闘したこともあります。

ようやく咥えてもらって右で10分吸ってもらう、
そしてまた左も同じように格闘してようやく10分吸ってもらう。

この時点でもう授乳スタートしてから1時間近く経っています。

(私の場合はここで足りない分のミルクを足していました)

授乳が終わったらゲップを出させて、寝そうなら寝かしつけ。

ベッドに赤ちゃんを置いて、
ふと時計を見ると次の授乳までもう1時間ちょっとしかありません。

産後ボロボロの身体の中で、

この時間に寝る?食べる?心配ごとをスマホで調べる?どうする?

と思ってる間に次の授乳。

これが産後間もない頻回授乳の現実です。

これを100日続けて、
ようやく母乳(あるいは混合)は軌道に乗るのです。

完ミにしたきっかけ

主人がスケールを購入

上記の通り、母乳を軌道に乗せるのはなかなか苦労があります。

産後の心身ともに不安定な中で、目に見えない母乳量。

ミルクは足しているけど、本当にこれで足りてる?むしろ飲ませすぎて苦しい?

など、お母さんの頭の中はおっぱいでいっぱいです。

私も毎回の授乳の度に足すミルク量に頭を悩ませていました。

悩んでいる私を見るに見かねて、主人がスケール(体重計)を買ってきたほどです。

この出来事は自分の状態を客観視するきっかけになりました。

あぁ、こんなに心配されるほど悩んでたんだな、と。。

このスケールを手に入れたことで、
授乳前後に子供の体重を測り、
足りない分のミルクを作るという流れになりました。

これは母乳量が可視化できるメリットと共に
1回の授乳にかかる時間が長くなる
というデメリットもありました。

『笑顔で育児がしたい』は甘え?

私は産後1か月間、里帰りをしていました。

実家からのサポートのおかげで、
その環境の中での3時間に1度の授乳は、
何とか続けることができました。

里帰りから戻って昼間はワンオペになりました。

しばらくすると、
心身ともに疲れ果てている自分に気が付きました。

常に眠い。

身体も痛い。

授乳にも時間がかかる。

母乳が軌道に乗るまであと2ヶ月近く
この生活を続けると思うと、
目の前が真っ暗になる感覚がありました。

3時間に1度授乳しなければならないのに、
3時間を越えて子供が寝ているときは、
「起こしたくない。私も少し寝させてほしい。。」
そんな風に思って苦しかったです。

本来、栄養を適切に与えることが重要であって、
それが必ずしも母乳である必要はないのに、
本末転倒な状態になっていました。

そんな中で1か月検診で、
「もうミルク足さなくても母乳で行けると思いますよ」
と医師から言われました。

私は、
「えっ、ミルク足さなかったら
今より頻回授乳になるんじゃないの?
そんなこともうできない。。。」
そんな風に考えていました。

そうすると当然ながら、
子供に笑顔で接することができなくなります。

私、笑顔で育児がしたい。

それは甘えなのかな?

そんな葛藤を胸に抱えている時に、主人がさらっと言った

『お母さんが笑顔なのが一番だよ』

という言葉です。

なんだかすごくシンプルなこの言葉が胸にスッと落ちました。

そっか、私もお母さんには笑顔でいてほしかったよな。

夫婦時間の大切さ

子供が産まれるまで、
私達夫婦は共働きしながら平日は夕飯を一緒にとり、
晩酌をしながら1日の話をする時間がありました。

休日もどこに行くにも一緒でした。

それが産後になると、里帰りで会えるのは週末だけ。

里帰りから戻ると、子供を寝かしつけ後、
私は夕飯もそこそこに疲れ果てて先に寝る。

混合のためお酒も飲まない。

少し生活に慣れてきて、晩酌してみると、
夜中に搾乳で時間をとられる。

それが面倒で晩酌付き合いを止める。

休日は私に一人の時間をくれる主人。

嬉しいけれど、二人で過ごす時間は確実に減りました。

せめて1日の終わり、向かい合って話す時間が欲しい。

できれば昔のように晩酌しつつ、和やかに過ごしたい。

人によっては不純に思われるかもしれませんが、
これも完ミに移行するきっかけになりました。

他の誰でもない『あなた(主人)』と育児がしたい。

他の誰でもない『あなた(主人)』と人生を楽しみたい。

私にはこれも立派な理由になると思っています。

混合から完ミへの移行のタイミング

かなり心が完ミに傾いている中、
最後の決め手になったのは『子供側にこだわりが出る前に移行しよう』ということでした。

母乳がないとダメ🙅となってから完ミにするのは難しいと思ったからです。

また、よく夜泣き対応や寝かし付けのために行われる「添い乳」という手段には窒息のリスクがあるため、予めその手段を排除してしまおうとも思いました。

結果的に生後2か月に入るところで完ミに移行しました。

乳腺炎にならない混合から完ミへの移行の仕方

完ミにしたい理由は人それぞれだと思いますが、
いざ移行しようと思っても、
乳腺炎のリスクも怖いですよね。

私は母乳が軌道に乗る100日を待たずに完ミに移行したので、
なおさら怖かったです。

そこで私が試した方法は、
少しずつ母乳の頻度を少なくすることでした。

1日7回程度授乳していましたが、
まず2回に1回だけ母乳をあげることにしました。

そうすると毎日300ml程度出ていた母乳は
頻度を下げた初日に200ml、
次の日は150ml、その次の日も150ml、
その次の日から90ml、40ml、60ml、40mlと
どんどん出なくなっていきました。

私の場合は

2回に1回の母乳(3回/日)×3日間

1日に2回の母乳×3日間

1日に1回の母乳×2日間

とトータル8日間で胸が張ることもなくスムーズに断乳することができました。

そしてそのまま完ミへ。

母乳を出すのはあんなに大変だったのに、
止まるのはあっという間でした😂

最後の方は『今回で母乳最後かな?』と思いながら、
授乳の時間を穏やかな気持ちで過ごせました。

動画も写真も沢山撮りました😌

最後の母乳はそのまま寝落ちした息子。

可愛くて愛おしくて、ずっとその顔を眺めていました。

まとめ

混合から完ミへ移行して
現在息子はスクスクと元気に育っています。

完母、混合、完ミへの考えは本当に人それぞれで、
どれが正しいということはありません。

  • 自分自身が納得して
  • 笑顔で育児を楽しむ

ことができるのであれば、
どの選択でも良いと思います。

私は完ミにして後悔は全くありません😁

外出時の荷物は増えましたが、

  • 誰でも授乳してあげられる
  • 着る洋服を選ばなくていい
  • 腹持ちがいいのか、毎晩グッスリ寝てくれる

というメリットを実感しています。

おまけ★完ミお助けグッズ★

最後に完ミの強い味方を2つご紹介します。

①粉ミルク『ぴゅあ』

完ミだと粉ミルクの消費量はグンと増えます。

『ぴゅあ』は

良心的な値段もさることながら、

甘さ控え目で溶けも良く、便秘知らずなので助かっています。

初めはその安さに「本当に大丈夫?」となりましたが、

粉ミルクを必要とする人に届けられるよう、

広告費をほとんど使わないことで低価格で提供できるようです!

確かに、広告見ないですよね。

実店舗では赤ちゃん本舗でしか売ってるのを見たことないです。

②ウォーターサーバー

私は産前からPremium Waterのウォーターサーバーを使っていました。

Premium Waterのウォーターサーバーは

粉ミルクを溶かすのに必要な70℃以上の熱湯が出ますし、

余計なミネラル等も入っていないので

安心して粉ミルクを溶かすのに使えます。

ササっとミルクを作れるので、夜中の授乳も楽ちんです♪

もちろん、産前産後もお母さん自身の水分補給も大切ですからね!

ウォーターサーバーはオススメ度です!

以上が私の完ミ移行経験です!
完ミへの移行を悩まれている方の参考になれば幸いです。

では!

コメント

  1. まり より:

    更新ありがとうございます。とても参考になりました。

    私は経産婦ですが、上の子のときはちゅるごさんと全く同じこと考えていました。
    結局母乳を続けましたが、辛い期間でした。

    今回は色々考えて、早い段階で完ミにする予定でしたが、乳腺炎のリスクから反対され悩んでいたところでした。
    記事を拝見して、別の助産師さんにも相談してみようかなと勇気をもらいました。

    今後の更新も楽しみにしていますね(╹◡╹)

    • ちゅるご。 ちゅるご。 より:

      まりさん
      ありがとうございます!
      助産師さんの中にも根強い母乳派はいらっしゃいますからね😅
      まりさんが心地良く育児するのが一番なので、上手にお胸をケアしてくれる助産師さんに出会えるといいですね🥰
      今後とも宜しくお願いします!

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