【東京衛生病院産後レポ】母乳?混合?完ミ?ノンポリシーだった私の母乳との闘い

育児

私は東京衛生病院で第一子を出産しました。

出産レポートはこちら↓

以前こちら↓の記事で少し触れていた産後の授乳についてです。

東京衛生病院に入院中の

私と母乳との闘い(笑)について書いていきます!

ちなみに、私は結果的に産後2か月で完ミに移行しました。

その様子が知りたい方はコチラの記事をどうぞ↓

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この記事はこんな方におすすめです

  • 東京衛生病院の授乳スタンスについて知りたい
  • 初産時の母乳育児について知りたい
  • 混合ミルクの方法を知りたい
  • 自分の授乳スタンスを決めかねている方

東京衛生病院の授乳スタンス

私が出産・入院した東京衛生病院では、

母乳をあげる→足りない分のミルクを足す

といういわゆる混合育児と呼ばれるやり方です。

8:00、11:00、1400、17:00、20:00、23:00の

3時間ごとに各々新生児室に行って

自分の子供の授乳とオムツ替えをします。

20:00~8:00の夜間授乳は希望者のみで、

特に希望しなければ新生児室の看護師さんが

ミルクで対応してくれます。

昼間に搾乳できた人は、

それを新生児室に預けて

夜間に搾乳した母乳をあげてもらうこともできます。

新生児室には看護師さんが10人近く常駐してくれていますが、

日中の時間帯は、提携する堤式助産母乳育児相談処から

助産師さんが2名ほど来てくれていて

お母さんたちのおっぱいのトラブル対応をしてくれています。

常駐している看護師さんたちももちろん、

この助産師さんたちも本当に優しくて親切です😇 

産前準備

私は妊婦検診も東京衛生病院に通っていました。

東京衛生病院では、生産期に入るころから

おっぱいマッサージをすることを推奨しています。

私もその指導に従い、おっぱいマッサージをしていました。

今振り返ると、特に「母乳で育てたい!」という

強いこだわりもなかったのですが、

「そう指導されたので言われた通りにしていました」

という感じでマッサージをしていたのだと思います。

毎日マッサージを続けていると、

本当に乳首は柔らかくなっていきます。

赤ちゃんが飲みやすいように身体が変化していくのは

とても不思議な感覚でした。

リアルな産後の授乳レポート

入院3日目(出産翌日)

前日の夜出産し、24時過ぎに就寝。

朝3時ころ会陰の痛み止め追加し、7時に大部屋へ移動&朝食。

そして9時からは初回の授乳指導。

正直眠いです。フラフラです。

会陰が痛くて文字通りヨチヨチ歩きしかできません。

ヨチヨチと新生児室に向かいます。

そこで同じように初回授乳指導を受ける人が

私の他に2人いたので3人で指導を受けます。

これから3時間おきにオムツ替えと授乳(母乳+ミルク)を

することになります。

オムツ替えの方法や授乳方法について学びます。

生まれたてのフニャフニャの赤ちゃん。

抱っこするだけで怖い。

ぎこちない手でオムツを取り換えて初授乳。

おっぱいをマッサージしてみると、

右胸の1か所からじんわりミルクが。

左胸は陥没していることもあり、

びくともしない。

牛のように絞れば出るわけではないんです。。

赤ちゃんは眠いみたいで、おっぱいは咥えず。

ミルクだけあげる。10mlからスタート。

東京衛生病院では母乳相談室が使われていて、

私もそれを買って準備していたのですが、

息子は母乳相談室の口が合わなかったらしく

母乳実感の口で授乳したことを看護師さんに聞きました。

口が合わないとかあるの!?

とびっくり。

病院と同じものをと思って

わざわざ手に入りにくい母乳相談室買ったのに(泣)

母乳相談室と母乳実感の口は互換性があるので

まったく無駄になることはないのですが、

皆さんも出産前に哺乳瓶は買わない方が良いです。

その後の授乳でも母乳は咥えられず、

ミルクのみで対応しますが、

上唇や下唇を巻き込んでしまい、

哺乳瓶ですらうまく咥えられない。

赤ちゃんは哺乳瓶を口元に持っていったら

パクッと咥えてくれるものだと思ってました。。。

看護師さんや助産師さんのフォローを受けながら

なんとかミルクを与えてヘトヘト。

夜間授乳するか迷いましたが、

「出産後頻回授乳することで母乳が出る」と学んでいたので

夜間授乳を希望しました。

夜中から明け方にかけて1回~2回、

赤ちゃんが泣いたときに看護師さんが

起こしに来てくれます。

ヘロヘロながらも2:00頃に起こされて

新生児室に向かいます。

夜間授乳を希望する人は

ほとんどいないようで、

私ともう一人だけでした。

出ないおっぱいを何とか咥えさせようと

四苦八苦。

数十分汗だくで格闘してもダメなもんはダメ。

諦めてミルクを飲ませます。

自分の手から初めてミルクを

飲ませることができました。

ちなみに新生児室の授乳コーナーには

至るところにナースコールボタンがあって、

授乳に困ったことがあれば

ナースコールを押して

助けてもらいます。

困ったときには遠慮せずナースコール押しましょう!

看護師さんも助産師さんもとっても親切な方々ばかりです。

入院4日目(出産後2日目)

この日は沐浴指導があります。

指導と言っても、

人形を使って看護師さんが説明してくれる感じなので

実践はありません。

この日の夕方の授乳で初めて右側のおっぱいから

5分飲んでくれました。

おっぱい飲んでる姿は

天使のようです。

ただ咥えるまでやはり数十分かかります。

ただ23:00の授乳では

赤ちゃん起きず、

どうにかおこしながら授乳が終わったのは日付を回ったころ。。

ヘトヘトでしたが、この日も夜間授乳を希望しました。

入院5日目(出産後3日目)

この日の明け方はしっかり泣いて起きてくれたので

右側おっぱいも吸わせることができました。

昼間に助産師さんにおっぱいを見てもらいました。

自分で搾乳してみても、

ぎゅーっと絞って。。。。。ポタッ。。くらいなのに

助産師さんの手にかかるとポタポタ出る!!

びくともしなかった陥没ちゃんからも

じんわり母乳が出るように。

助産師さんの手は魔法の手です★

せっかく絞れたので、新生児室に母乳を預けて

次の授乳の回で飲ませることができました。

この時期の母乳は初乳と呼ばれ、

濃厚で色も黄色っぽく、栄養たっぷり。

免疫を付けるのにも良いそうで、

初乳をあげられたことが嬉しかったです。

でも、やっぱり自分で絞ると出ないんだよなぁ。。。

コツもつかめず、手が痛い。。

乳首ばっかり見てて首も肩も痛い。。

もうすぐ退院なのに、こんな調子で本当に大丈夫なのか

不安になりました。

この日の夜間授乳は私一人。

入院6日目(出産後4日目)

この日は両胸とも朝から胸がガチガチに張って、

赤味も出て熱くて痛い。

あまりに張りすぎて右側でも赤ちゃんは咥えられず。

助産師さんにみてもらい、

右側を絞ってもらうと40ccも絞れた。

しかもポタポタではなく、

ピューピュー出る。

絞ってもらい、張りも落ち着く。

先に絞ってもらってから咥えさせれば良かった。

でも陥没ちゃんの方の胸は赤く腫れあがり、

ガチガチに張っている。

痛くて腕を上げることもできない。

水で濡らしたタオルで冷しておくことに。

助産師さん曰く、おっぱいが浮腫んでいる状態とのこと。

めちゃめちゃ痛いーー(泣)

この日はおっぱいが痛いし、

咥えさせられないし

ミルクもなかなか飲めず、

一回の授乳で1時間半とかかかって

心身共にヘトヘト。。。

23:00の授乳の際、

ミルクが進まず、看護師さんに助けを求めたところ

「お母さん、今日は夜間授乳お休みしましょう。

お胸を冷やして、搾乳出来たら病室で搾乳して、

身体を休めてあげてください」と。

たぶん寝不足も相まって、

そうとう追い詰められた表情してたんだろうな。。

そして、明日退院のため

朝いちばんで助産院に電話して

おっぱいケアの予約をするといいと言われました。

看護師さんのアドバイス通りに

この日は夜間授乳をお休みしました。

そもそも出産前は

「母乳は出たら出たでいいし、出なければミルクで全然いいわ~」

と何のこだわりもなかったはずなのに、

病院の方針にのって母乳指導を受けたので

母乳を出さなければ!と思ってしまっていました。

しかもちょっと母乳が出るようになってしまったから、

おっぱいは張ってしまい、

すぐ止めるわけにもいかなく。。。

こんなことなら、初めからおっぱいはイジらず

ミルクだけにしておけば良かったと

病室のベッドで泣きながら思いました。

入院7日目(退院日)

陥没ちゃんの方は今日も張って痛い。

右側からだけ授乳する。

少しずつ上手に飲めるようになってきている。

陥没ちゃんはいったいどうなるんだろう。

結局一度も咥えさせる段階にもならなった。

提携している助産院におっぱいケアの予約をする。

翌日行くことになった。

追い詰められた精神状態

ここまでが入院生活中の「私とおっぱい」日記です笑

退院時点でいつでも涙のスイッチが入るくらい

おっぱいについて追い詰められていました。

退院ももちろん嬉しいけど

看護師さんも助産師さんも居ない中で

私に子育てできるのか不安で怖くて仕方ありませんでした。

産後、身体中が味わったことのないような

強い痛みが続き、ホルモン的にもマタニティブルーだったんだとも思います。

痛みと張り感の残る胸と

会陰の痛みを抱えて

不安の中退院しました。

それから&まとめ

結局この後

提携の助産院に1回、里帰り先で助産師訪問2回を受け

おっぱいについて悩むことはなくなりました。

ただ冒頭でもお伝えしましたが色々考えて、

生後2か月を過ぎたあたりで

混合から完ミに変えました。

こちらの詳細は↓のブログに書いていますので

ご興味ある方はぜひ。

産前から、

産後のおっぱいについて悩む人が多いとは聞いていましたが、

元々母乳にこだわりのなかった私には

そんな悩み無縁だと思ってました。

しかし、バッチリ悩んでしまいました。

むしろ、こだわりが無かったからこそ

「こんなに辛いなら母乳なんて

始めなければ良かった!!」

と思ってしまったのかもしれません。

産後、一度でも積極的に母乳を出す行動をしてしまった場合、

簡単には母乳を止めることはできません。

人によっては乳腺炎のリスクもあります。

もし、最初から完ミを希望しているのであれば、

しっかりとそれを看護師さんに伝えて、

おっぱいは最初からいじらない方がいいと思います。

新生児期は「3時間ごとの授乳」が必要ですが、

授乳時間を考えると実質1時間半毎の授乳になっていたり、

全然休む時間なんて無くて、

産後の母親のハードモードさに絶望していました。

その中で冷静に何かを判断するというのは至難の業です。

ですから

産前から授乳に対する自分のポリシーを

ある程度考えておくことをお奨めします。

また、産院を決める際には

  • 自分が出産する病院の方針と自分のポリシーが合っているか
  • 自分のポリシーに合わせてくれる自由度はあるか

についても検討すると良いと思います。

最後に、心身ともにボロボロな状況の中で

看護師さんと助産師さんには

本当に助けられました。

東京衛生病院の看護師さん、助産師さん

提携先の助産師さん

本当に本当にありがとうございました。

私の経験がどなたかのお役に立てれば幸いです。

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