子供は欲しいと思うんだけど、
妊活って何から始めたらいいのかわからないの。
自然に授かるかもしれないし。
確かに、「妊活」って言葉はよく聞くけど、
具体的な進め方はわかりにくいよね。
それに、すごくお金がかかるイメージがあって、
一歩踏み出すのがちょっと怖いなぁ。
私が体験した妊活と実際にかかった費用を紹介するから、
参考になったら嬉しいな。
私が妊活の第一歩を踏み出すまでの経緯はこちらです↓
妊活の第一歩
いざ子供を授かりたいと思ったとき、
自然に妊娠するのを待つという方がほとんどではないでしょうか。
私の場合、子供を授かりたいと思った時点で33歳でした。
日本生殖医学会によると、
出産数は30歳から徐々に減少し、35歳を過ぎるとその傾向は顕著になり、40歳を過ぎると急速に減少します。
一般社団法人日本生殖医学会HP(http://www.jsrm.or.jp/public/funinsho_qa22.html)
(中略)
具体的には、不妊の頻度は25歳~29歳では8.9%、30~34歳では14.6%、35~39歳21.9%、40~44歳では28.9%と報告されており、30歳から不妊症が増加、つまり自然に妊娠する確率が減っていることがわかります。
となり、自然妊娠の確立が下がっている状態であることが分かります。
日本生殖医学会HPより
また、すぐに妊娠したとしても34~35歳での出産が想定されます。
35歳の出産は定義上「高齢出産」にあたり、
流産、早産、死産、子供への障害などのリスクは高まっていきます。
また、これは別記事でも書きたいと思いますが、
私たち夫婦はセックスレスでもありました。
このような状況で、数年自然妊娠を待つことは
無駄に年月を過ごしてしまう可能性があると思いました。
そのため、妊活の第一歩として、
- 妊娠できる身体なのか
- 不妊治療が必要なのか
を確認するため、
不妊検査からスタートすることにしました。
私たち夫婦が
- 20代
- 性生活が週2~3回はある
という状況だったら、不妊検査はしていなかったと思います。
また、大切なのは夫婦でよく話し合うことです。
私たち夫婦も
- 子供が欲しいのか
- いつ頃までに欲しいのか
- 不妊検査は必要か
- 夫婦ともに検査を受けることに抵抗はないか
- 子供がいない人生も有りか
について何度も話し合いました。
これは子供の有無だけではなく、
「2人の人生」について考えるいい機会にもなったと思います。
おかげで、お互いに前向きに検査に臨むことができました。
不妊検査ってどこでするの?
いざ不妊検査をしようと思っても、
周囲の人に相談もしずらく、
どの病院に行ったらいいかわからないですよね。
一般の産婦人科や泌尿器科(精液検査)でも
検査を行っているクリニックはあるようですが、
私は不妊治療を前面に打ち出している
専門クリニックにしようと決めていました。
もしも自分が不妊検査をして、
不妊治療が必要となった場合やなかなか子供が授からなかった場合、
一般の産婦人科だと妊婦さんや子供連れの患者さんが多いため、
メンタル的にしんどいかなと思ったからです。
妊活をしていると、メンタルが落ち込んでしまうことはよくあります。
私もそんな中でクリニックに通ったこともあったので、
結果的に専門クリニックにして良かったと思っています。
不安な方は専門クリニックを強くおすすめします。
専門クリニックにターゲットを絞り、
とにかくググるググる・・・
「東京 不妊検査 おすすめ」
「東京 不妊検査 人気」
「東京 不妊検査 痛くない」←痛いのやだ🥶
「東京 不妊検査 怖くない」←怖いお医者さんヤダ🥶
などと色々調べた結果、
比較的通いやすそうでキレイなHP(結局見た目)だった
杉山産婦人科 新宿に決め、電話予約しました。
(杉山産婦人科の感想はまた別記事に書きますね)
不妊検査にかかる時間と費用
緊張しながら初めてクリニックに訪れました。
診察室に通され、医師から
不妊とは何か、不妊検査とは何かの説明を受けます。
初めての単語だらけに「うん、うん」と頷きながら
「帰ったらググろう」と思っていました。
(私も医療関係者の端くれですが、
これまで関わりのなかった分野に関しては本当に無知だな、と実感しました)
初診の検査項目は
- 超音波検査
- クラミジア、IgG、IgA
- TSH
- 感染症
- AMH
- ビタミンD
- TPO抗体
で、これに初診料を合わせて自己負担料約35,000円でした。
(結構かかりますが後述する助成の対象です。)
それから約2か月くらいかけて諸々の検査をしていきました。
- 黄体期ホルモン検査(E2/卵胞ホルモン、P4/黄体ホルモン)、
生化学的検査⇒約2,000円 - 生理中ホルモン検査
(E2/卵胞ホルモン、FSH/卵胞刺激ホルモン、
LH/黄体化ホルモン、,PRL/乳汁分泌ホルモン)⇒約2,000円 - 精子検査⇒約6,000円
- 子宮卵管造影検査⇒約5,000円
初心からここまでの不妊検査一式で約48,000円です。
夫が対象の検査は精子検査のみで、
他はすべて私が受けた検査です。
女性の場合、生理の前後などでホルモンの値を測る必要があり、
「このタイミングで検査に来てください」
という指定があるので、
会社を半休しながら通院して検査をしました。
初回から合わせて計4回なので、
2週間に1度はお休みをいただいてたくらいの頻度です。
このスケジュールは結構厳しい人は
多いんじゃないかなと思いました。
その場合すべての検査を終えるのに
2か月以上かかる方もいらっしゃると思います。
数回通う検査の中で
「40分くらい待ってもらえば、
今回の結果と前回の検査の結果も聞けますが、待ちますか?」
と言われたのですが、
仕事に戻らなければならず、
全結果をまとめて聞くことにしたので
最終的に結果を聞くまで2か月ほどかかってしまいました。
不妊検査に使える助成金
不妊検査一式で48,000円かかりましたが、
これは不妊検査等助成事業の対象です。
不妊検査等助成事業とは、
保険医療機関にて行った不妊検査及び一般不妊治療に要した費用について、
東京都が5万円を上限に助成してくれる制度です。
助成対象の検査は以下の通りです。
私の場合は不妊検査一式の後に、タイミング法に進んだ際に実施した
超音波検査やフーナーテストなどを入れて、
費用が5万円を超えてから申請しました。
また、5万円を越えてから2万5千円を上限に
私が住む区が助成をしてくれたので
私の不妊検査は全て無料で実施できました。
検査回数がかさめば費用もかさみますが、
不妊検査を一通り実施するのは
時間がかかるものの、費用は助成金ですべてまかなえる
ということです。
「本格的な妊活をするかどうかは迷っているけど、
検査だけは受けておきたい」という方も
一度検査だけは受けてみてもいいんじゃないかなと思います。
まとめ
以上が私が経験した不妊検査です。
- 妊活の第一歩は不妊検査から
- 不妊検査費用は助成金でまかなえる
- 自分の住む自治体(都府県単位、市区町村単位)で使える助成金を調べよう
- 不妊検査には時間がかかる
- 子供の有無だけではなく、
二人の人生について夫婦でよく話し合うことが大事
検査結果や杉山産婦人科についてはまた別記事で書きますね。
参考になったら嬉しいです。
ではまた!
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